東京建築カレッジでは、日本の木造建築技術や木の文化をテーマに、公開講座を開催しています。豊島区の後援を受けひろく地域住民のみなさまを対象としていますので、どなたでも無料で参加いただけます
第13回公開講座
第11回公開講座
第10回公開講座
第9回公開講座
第8回公開講座
第7回公開講座
第6回公開講座
第5回公開講座
和風建築の魅力を語る中村昌生先生。 明日館講堂内部。重要文化財ですが、「動態保存」 として会議・講演会・結婚式などに利用されています。 講座が始まり、最初に藤澤好一校長から東京建築カレッジの取りくみについて報告がありました。
 
自由学園明日館は、フランク・ロイド・ライト設計の木造建築(重要文化財)。第6回、第7回公開講座の会場です 明日館講堂入口。 ライトの共同設計者・遠藤新の設計で、こちらも重文。
「和風建築の魅力」〜古典(桂離宮)から現代へ
(2003年7月20日 会場:自由学園明日館講堂 参加者:300人)

 日本の数奇屋建築・茶室研究の第一人者であり、現代における製作・復元にも数多くの業績を残す 中村昌生先生を講師に招き、和風建築の魅力を語っていただきました。
 桂離宮の縁(=庭と建物をつなぐ縁側の「縁」)の話や、利休・有楽・織部の茶室、 現代の公共の茶室設計まで、数多くのスライドで実例を示しながらの講義でした。 和風建築の「行」と「草」の姿を魅力的な語り口で説明され、 最後の「寸法には思想があると思います」という言葉は、参加者の胸に深い感銘を残しました。