「和風建築の魅力」〜古典(桂離宮)から現代へ
(2003年7月20日 会場:自由学園明日館講堂 参加者:300人)
日本の数奇屋建築・茶室研究の第一人者であり、現代における製作・復元にも数多くの業績を残す
中村昌生先生を講師に招き、和風建築の魅力を語っていただきました。
桂離宮の縁(=庭と建物をつなぐ縁側の「縁」)の話や、利休・有楽・織部の茶室、
現代の公共の茶室設計まで、数多くのスライドで実例を示しながらの講義でした。
和風建築の「行」と「草」の姿を魅力的な語り口で説明され、
最後の「寸法には思想があると思います」という言葉は、参加者の胸に深い感銘を残しました。
|