東京建築カレッジでは、日本の木造建築技術や木の文化をテーマに、公開講座を開催しています。豊島区の後援を受けひろく地域住民のみなさまを対象としていますので、どなたでも無料で参加いただけます
第13回公開講座
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第5回公開講座
東京建築カレッジ 第13回公開講座案内
(2010年7月25日)

2010年8月1日
第13回カレッジ公開講座に180人

 第13回東京建築カレッジ公開講座「東京の西」物語は、7月25日「けんせつプラザ東京」で行われ、180人を超える参加者があり盛大に開催されました。
 今回の公開講座では、古くから良質な木材として知られている「西川材」の生産地・飯能地区で地産材を使用した木造住宅建築を推進している大河原章吉さん、「西川材」を使用して伝統工法で建物を造っている清水慶吉棟梁、「徳島すぎ」で有名な徳島県・木頭林業地域で林業家として活動している和田善行さんの3人の方に講演していただきました。
 講演では、それぞれ地元の木材で建てた建物の素晴らしさが語られましたが、現実の問題として材木の価格が林業等の労働・苦労・努力とつり合わず、資源が有効に活用できない現状が語られました。
 一階のホールには建築カレッジの紹介パネル、卒業生・指導員・講師の作品などが展示され、来場者が熱心に見ていました。


講 演 「東京の西物語…木造建築の今を考える」
講 師  協同組合 フォレスト西川(埼玉県飯能市)のみなさん
                    (建築家、林業家、大工棟梁)
 埼玉・飯能地域を中心とした西川林業地で、埼玉県産の優良木材として「西川材」が生産されています。「西川材」は、古くは江戸の大火のときの復興用材として、また関東大震災のときには木材の需要が殺到し、「西川林業地」として認知されるようになりました。江戸時代からの伝統を引き継いで、木材の提供とともに、生活や環境をよくするためにとりくんでいる「協同組合 フォレスト西川」の報告を受け、木造建築と伝統技術の優位性、地産材利用について考えます。
       ◇       ◇
◎日   時  7月25日(日)午後12時45分開場 1時15分開会
◎会   場  「けんせつプラザ東京」
         (JR総武線「大久保駅」下車徒歩3分、同山手線「新大久保駅」下車徒歩8分)
◎定   員  300人で締切
◎参 加 費  無料
◎申し込み  東京土建技術研修センターまで 電話:03-5950-1771

第13回公開講座は終了しました